photograph

写真と孤独と

daiba写真に孤独はつきものだ。撮影するとき、現像するとき、選定するとき基本一人の作業になる。誰かと一緒に撮りにいくと気が散ってしまうし、構図や露出、ISO、SSなど、あーだ、こーだいっている時間を待たせてしまうのも忍びない。そして何よりこのあーだ、こーだとしている時間が楽しい時間だ。被写体と向き合いこの明るさの加減だったらISO感度はこれくらいで、露出とSSはこんな感じという感覚を磨いていく。

yuuhiそして現像作業は特に孤独を伴う。暗室作業というのは暗闇の中で行われるので、孤独がつきものだった。今はLight Roomという明るい暗室ができたので暗室特有の孤独からは解放され、ディスプレイ内に集約された。しかし写真一枚一枚を仕上げていく行程は変わっていない。

oldflower
孤独を好む人には写真は向いていると思う。わたしはむかしから団体行動が苦手で、競争や勝ち負けに対して関心が薄かった。なのでひとりで過ごす時間が多かった。写真は誰かと競うことはないし、美しさに優劣はない。人それぞれの世界で完結することができる。

shadowコロナが世界に蔓延し、孤独の時間が増えた。ものごとを考える時間、自分と向き合う時間。人間は自由を制限されたが景色が移り変わってゆく。写真はそんな孤独に変わらずそっと寄り添ってくれる存在だ。

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