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heibon vol.5

夏休み2025

転職をして会社が変わった。会社が夏休みを指定していたので「世間の夏休み」らしい時間を過ごした。カレンダーの赤い日だけでは味わえない、少し長めの休み。家族との時間に加えて、普段なかなか会えない友達とも会って話すことも大事な時間だった。

会えるのが楽しみな人が、大切な人 であること。

帰省をして家族と何気ない会話をする。実母とはもう会話ができない。でも、義母との何気ない会話が心を和ませてくれた。息子に口うるさかった実母と比べれば距離はあるけれど、血のつながりだけではない、家族の温かさを感じる瞬間だった。

夏らしく花火を見て、早朝に山を登り、渋滞の中での運転、姪っ子との時間も、どれも今年の夏しか体験できない時間だったと思う。どこかに出かけることよりも、「誰と過ごすか」が大切だったりする。



休み期間中に新しいランニングシューズを買った。

秋にハーフマラソンに出るので、クソ暑い夏での練習のモチベーションアップのため。初めて買うブランドだったけど、足に吸い付くようなフィット感。走ることは、頭の中を整理する時間でもある。暑さの中走っていると、軽い頭痛がやってくる。でも走り終わった後は身体の怠さが不思議となくなり、頭がクリアになっている。

読書も、今年の夏の大切な時間だった。ビジネス書だけでなく、『成瀬は天下を取りに行く』という小説を読んだ。成瀬のまっすぐな言葉と行動、自分の信念を貫く姿。島崎との青春は読んでいて爽快だった。

そんな読書の帰り道、ららぽーとに立ち寄った。夏休みの週末ということもあり、館内は人であふれていた。駐車場も満車、フードコートも長蛇の列。人混みに少し疲れながらも、家族連れやカップルの笑顔を見て、「みんなそれぞれの夏を楽しんでいるんだな」と思った。

暑いと写真の活動が進まない。今年の夏もあまり写真を撮らなかった。写真のネタが帰省に偏っているけれど、2025年の夏をなんとか過ごしている。

8月も残り一週間、少しだけ寂しさを感じる。また来年も、今年の夏はどうだった?と会えるのが楽しみな人と笑って話す時間が来ることを願って。

それにしても、走っても痩せない。
はたして秋のマラソンに間に合うのだろうか。